【JR西】運転士さんの近くで喋ったり光ったりしている機械【運転支援】
こんにちはChuckyです。
新快速が日中12両編成となったこともあり、神戸線・京都線の運転士の左手で、ひたすら喋って・光っているあの機械について書きます。
【いきなりまとめ】
・列車種別、編成長、次停止駅を表示
・列車ではなく運転士さんに紐付いて持ち運びされている
・GPS情報にて、位置を割り出しているとのこと
【詳しく】
鉄道ファンの皆様の定位置運転席後ろ。JR西の神戸線・京都線をご利用の皆様なら一度は聞いたことがある「高槻 12両 停車」の音声。
気になって調べてみました。
近鉄車両エンジニアリングという会社の「GPS TrainNavi」という製品でした。
要はあらかじめ登録している位置範囲に車両が接近した場合、到着した場合に音声によるガイダンスにより、ヒューマンエラーを未然に防ごうというものだそうです。
たしかに知り合いの運転士さんも仰っていましたが、ふと一瞬停車か通過かわからなくなるタイミングがあるそうです。
また、次の点がすごく優れているなと思いました。
①地下区間(GPS取れないとこ)
→ 独自の位置情報発信補助器が情報配信
②落下耐性
→ 大型ストラップによりまず落とさないこと、そして、落とした場合に備えシリコンケース装着
③電源管理
→ 運転席の金具に装着時のみ電源が入るため、電池の消費を抑える
④運転整理対応
→ これは発動しているところは見たことがありませんが、指令から情報が配信されるとのことなので、自車の運番が自動で書き換えられるのでしょうか?
HPにもありましたが、これを導入することにより運転士さんの操作が増えることはなく、負担にはならないという発想が、さすが鉄道会社のユーザ系会社が作った製品だなと思いました。