【防犯カメラ】人物を確認するために必要な解像度【顔認識】
こんばんはChuckyです。
あまりヨソの記事で見かけなかったので、書いてみたかったことがあります。
それは解像度と人物の認識の関係です。
【いきなりまとめ】
・150*150pixあれば個人の特定は余裕
・75*75pixあれば人物の顔立ちが判断できる
・40*40pixあれは人物の風貌が確認できる
・20*20pixあれば人物の容姿が確認ができる
【くわしく】
やはり防犯カメラを設置するのであれば、映像証拠として効果的であってほしいものです。しかし、具体的にどんな映像があればよいか誰も指標は持っていないと思います。
今日ここで記述するのは、とある人物が解像度によってどのように見え方がかわるか、皆様がよく知っている人の顔を例にレポートしたいと思います。
今回被写体になっていただくのは、私がもっとも尊敬する芸人である「ザ・健康ボーイズ」のお2人です。
ここから画像をお借りしました。
1280*960の解像度です。人物の顔は150*150に収まります。完全に個人を特定できるサイズとなっております。顔認識によるブラックリスト検知のレベルであればこの程度の解像度があればかなりの精度がだせると思います。
※顔認証となると200*200はほしい・・・
640*480の解像度です。人物の顔は75*75に収まります。この解像度になると人物はややぼやけるため、だいたいこんな感じの人物か?と想像ができるレベルですが、顔認識による映像二次利用だと人数カウンタ程度のものでしか使えない精度です。
320*240の解像度です。人物の顔は40*40未満に収まります。顔だけではどういった人物か判断するのがむずかしく全身から風貌を想像するレベルです。
160*120の解像度です。人物の顔は20*20未満に収まります。服装などから容姿は判断できますが、表情はまったくみえません。
ここで中山先生を解像度別に並べてみました。
ここから、人物をどのように撮影したいか決めることができれば、カメラから撮影対象までの距離を組み合わせることで必要な解像度が算出することができます。